訪問先:Mタイヤ(仮名、タイヤ屋さん)
発生日:6月8日
発生場所:S13駐車場で発見
クレーム内容:タイヤとショックの干渉
報告者 :あきら
- これまでの経緯
5月某日:Mタイヤにメールにて価格問い合わせを行う。
@ ADVAN NEOVA AD0 サイズ:225-50-16 4本 ¥69,170-
A BS POTENZA RE-01 サイズ:225-50-16 4本 ¥72,400.-
(価格は4本セット、組替え/バランス工賃、消費税込み。これ以下も同じ)
の回答を得る。
これに対し、さらに値引きを要求するが、ベストプライスにての提示のため値引き不可とのこと。ただし、5/30,31,6/1の3日間キャンペーンを行うので、そのとき直接来店すればもっと思い切った価格を提示できるとのこと。この日は値引き交渉を断念。キャンペーンに期待する。
5月31日(土):早速キャンペーンを行っているMタイヤを訪問。期待しながら先日のメールの旨を伝え、スーパープライスの提示を求めた。尚、できればRE-01にしたいことを付け加えた。それに対する回答は下記。
@ ADVAN NEOVA AD0 サイズ:225-50-16 4本 ¥65,000.-
A BS POTENZA RE-01 サイズ:225-50-16 4本 ¥70,000.-メール回答よりは下がっていることは評価するが、@、Aの価格差5,000が微妙過ぎてRE-01に踏み切れない。思い切ってネオバ価格に近づけて欲しい、と要求するが、仕入価格を考えると、これが限界とのこと。それでは即決できないとゴネていると、では思い切って価格差をつけましょう、とネオバ¥61,800.-を提示してきた。ここまで価格差が開くと、RE-01は諦めるしかなく、ネオバ4本の購入を即決し、格安で購入できた満足感に浸りながら帰途についた。
いまから思えば、帰りながらなんかゴムくさい気がするが…と思いつつも、新品だしこんなもんだろうと、深く追求しなかった。これがそもそもの間違いのもとであろう。しかし、このときは久々の新品タイヤ購入で舞い上がっており、冷静な判断ができない状態であった。
不具合状況
毎日通勤で使用しているかおるから“なんかおかしい”との報告があった。なにがおかしいのかわからないが、とにかく試乗してみた。やはり明らかにおかしい。まず1つに、非常に車が重い感じがする。アクセルに対し、抵抗が大きい。2つ目に、タイヤの回転に合わせて、“ボコッ、ボコッ”と何かを踏んでいるような感触がある。 -
そこで、週末になってタイヤを外してみた。すると、両輪ともタイヤハウス一面にゴムのカスが付着しているではないか。なんと、1つ目の問題の原因はタイヤがバネに接触して、削りながら走っていたことによるものであった。しかも、月〜金まで、何も知らずに通勤していたのである。相当量のゴムが削れていた。
さらに詳しくタイヤを見てみると、右側のみ、タイヤ表面(接地面)がボコボコになっている。表面のゴムの部分が浮き上がってワイヤー部から剥離している模様。なんか、おにぎりせんべいにこんな形のヤツがたまに入っている。空気が入ってプクゥーってなってるやつ。見た目そんな感じ。2つ目の原因はこいつと想定する。
13を含め、ストラット形状の足廻りは、上下2本のボルトを介してハブナックルをストラットに取り付ける構造になっている。ドリ車に多いが、この上側のボルトを長穴加工して過大にネガキャンをつけたりする。この車もそんな加工が施されていた。そして、それを存分に活用していた。すなわち、思い切り内側に倒していた。
それでも、いままではタイヤ幅205を装着していたので、内側の干渉は問題にならなかった。それにそのまま225のタイヤを装着。思い切り干渉してしまった。全幅20mm、内側だけなので10mmの差である。この10mmが大きかったらしい。そして、熱からなのか、あらぬ力がかかったためか、ゴムが剥離してしまったのだろう。
とにかく、こんな状態のタイヤではとてもじゃないが、中山なんか走れない。そこで、早速タイヤを交換してもらうべく、Mタイヤへと向かった。もちろん無償での交換を要求する。
Mタイヤにつくと、早速状況を説明し、まず状態を確認してもらうことにした。ちなみに、このときは既にストラットの長穴部分は当然起こしてあり、ショックとの干渉はない状態にしてある。
早速確認してもらったところ、右側はゴムが剥離しており、このまま走るのは危険。直ちに交換要。との見解が得られた。当然と思う。しかし、ホイールをはずした兄ちゃんが、
「これって前はもっと細いタイヤつけてましたよねぇ。そりゃ、こんな太いタイヤにしたらあたりますよ。」
みたいなことを言った。まるで俺のタイヤチョイスが間違っていたかのように。確かに、225を履かせて当たらないという確認はしてなかった。が、もし225を履かせるのがおかしいのなら、タイヤを装着した時点で言うべきであろう。明らかにショックに密着し、手で回しても全く動かない状態のはずである。そのときに言われるならまだしも、それに気づかず帰しておいて、クレームを持ち込まれてからそんなことを言う。明らかに客をナメた態度。ちょっと説教をしてやろう。と、思ったら「まあ、これはクレームで交換するから。」とか言って社長が割って入ってきた。まあ、そうしてくれるなら文句ないけど。社長がウン、と言えばそれでよい。が、
「こっち(右側)は換えるけど、左は削れてるだけで、ゴムも剥がれてないし、イケるな。」
とか言い出した。今はイケるかもしれないが、中山で走行中に何か起こらないとは限らない。そこで、「どうしてイケるんですか?本当にイケるんですか?プロの目から見て、絶対大丈夫と保証するんですね?それならいいですけど。」
とシツコク言ったら、
「じゃあ、両方換えようか。けど、1本はええけど、もう1本はクレームはちょっと無理…」
とか言い出したので、「とにかく両方換えてもらわないと安心できない」ことを伝え、交換作業に入ってもらった。
当然、1円も払う気はないので、作業終了を待つ間、缶コーヒー(もちろん店の人がタダでくれたやつ)を飲みながらどう言ってくるかなぁ。費用を請求してきたら、“本当にタイヤのプロとして恥ずかしくない作業をしたのか、プロとして、あのタイヤでの走行が大丈夫と言い切れるのか、何かあった場合どう責任をとるのか”と、いったところを論点に責めようと思っていた。
しかし、作業終了後、社長から費用請求の声はなく、「今回は、まあ、こらえといたるワ。」みたいなことを言ってきた。無償での交換は当然と考えていたので、この言葉にはちょっとカチン、ときたが、まあ、当初の目的は達したし、結果オーライということで何も言わなかった。まあ、他の従業員に対するメンツみたいなもんもあるんでしょう。
一応、問題は解決したので、新品タイヤの具合をためすため、及び、以前装着していたR33用キャリパーをOHしたので、あわせて様子を見るため、山に上がった。タイヤ、ブレーキそれぞれの評価は以下のとおり。
○タイヤについて。 以前つけていたのが、205-60-15”のFM901であったので、比較にならないグリップ力であったが、雑誌に載っていた“Sタイヤいらず”というほどではなかった。加えて、BS系がタイヤをこすりつけて“ギュッ”とグリップする感じにたいし、このタイヤは“ニュルッ”と溶けてグリップする感じ。(←あくまで僕のイメージです。)マイルドではあるけど、なんかダルい感触。グッと路面を掴んでいるような気はしなかった。それに、なんかタれるの早そう。サーキットで使うとまた違った感触があるのかもしれないが。
○ブレーキについて。 やはりキャリパーをバラしたので、エアが完全に抜けていない感があったが、それでもカナリの制動力。ただ、前に対し後ろが弱いのでは、と感じた。サーキットで全開からのフルブレーキ時につんのめるような感じになるのでは、とちょっと不安。
2〜3周走ったところで、異常発生。右フロントから“ゴギュッ!”という異音が聞こえた。車を停めて、タイヤを外してみるとタイヤ内側が少し削れている。走行中に長穴部分のボルトがGで動いた模様。とりあえずまた戻して、しっかり締め付けたが、山ごときのGで動くのであれば、サーキットなんかとんでもない、ということになる。ここにきてさらに問題が… つくづく楽しませてくれる車である。
今後の対策案
@ 長穴部分になにか挟み、動かないようにする。
A キャンバーを倒した状態に戻す。ただし、タイヤが干渉しないようにスペーサーでタイヤを10mm程度外に出す。
B 新品ショックを買う。
@ については、微妙で繊細な部品をワンオフする必要があり、かつ左右対称でないといけない。僕の性格上、そんな面倒くさいことはできないことは明確。
A 理論上、この方法で問題ない気がする。ただし、外に出した分、今度は外側がフェンダーと干渉する問題が発生する。しかし、フェンダーくらいシバいて広げたらよい。うーん、なんか俺らしく、適当で分かりやすい方法だ。
B これは言うまでもなく経済的理由から不可能。
とにかく、中山まで時間もないので独断でAを強行することにした。現在、5mmスペーサーが入っているので、それを外し、15mmのスペーサーを入れれば結果10mmオフセットする。これでとりあえず問題解決する。はず。まあ、解決したらしたでまた別の問題が発生するんだろうけど。
感想
今回、いろいろあったが、まず大事に至らなくてよかった。しかし、クレームにはしたが、自分の車は面倒くさくても、訳あって舞い上がってても、ちゃんと自分でチェックしなくてはならない。これを肝に銘じよう。
あと、いままで何回も言ったかもしれないが、今回の教訓:
“クレームは言ったモン勝ち。”